元オリーブ少女の知的財産な日々

少年野球や知的財産権や写真や車やバイクなど

マジックとタクシーと車酔い(1)

朝から「今日の試合は雨で中止になります。」と連絡があった。練習があるのか無いのかの連絡がまだ来て無かったんだけれど、雨雲レーダーをチェックしていたら、午後もずっと雨っぽかったので、息子と「今日の練習は無いかもね」と話していた。
それだったらどこか出掛けようかなと思って、息子が「西武戦を観に行きたい!」と言うので、チケットの販売状況を確認したところ、売り切れだったので、どうしようかなとしばし考えたところ、あることを思い出した。これが事件の全ての始まりであったのだ。

数日前、一人で買い物に出掛けて、あるポスターが目に留まった。「マジックショー」と書いてある。息子は、最近学校の係で「マジック係」になったのだ。それで、マジックの本を図書館で借りたり、自分であれこれ勉強している。この前も学校で発表会があったらしい。私自身も、昔からマジックが好きで、一時期はレストランが開催する「水曜日はマジックタイム」というイベントにはまっていたという歴史があったため、何だか「息子よ...。お前もマジックが好きかー!」と嬉しくなってしまい、心から応援をしていた。なので、「練習休みだったらマジック観に行こうか!」と息子に提案をしてみた。でも、練習があったら、そっちを優先するんだよと約束をした。しばらくして、練習が15時からになったという決定の連絡が入り、それなら、マジックショー観に行っても間に合うね。練習には絶対参加するんだよと約束をして、バスでマジックショー会場に向かった。
(続く)