元オリーブ少女の知的財産な日々

少年野球や知的財産権や写真や車やバイクなど

マジックとタクシーと車酔い(2)

マジックショーの会場に到着したのは、ショー開始の5分前。会場は満席だったので、前の方で二人で立ち見した。
マジックの内容は、スケッチブックからボーリングの玉が出てきたり、種か仕掛けと思われた卵が本物の卵だったり、机が空中に浮いたり...盛りだくさん。14:02のバスに乗ると決めていたのだけれど、優しいマジックのレクチャーがあって、それを最後まで観たいと思ったら、会場を出る時間がギリギリになってしまって、走ってバス停に向かったら、なんと転んでしまったよ。母である私が。
そんなこんなで、なんとかバス発車時刻の14:02に間に合った!と思ってほっとしたのもつかの間、何故かバス停にバスがいない!何故?バス停が変わったの?と焦っていたら、なんとそのバス停の発車時刻は14:00!私が確認していたのは、そのバス停の次のバス停の時刻だったのです。どうしてそんな過ちを犯したのかといえば、私が目指したバス停は「ABC駅」のバス停で、私が乗り換え案内アプリで検索対象としていたバス停は「ABC」というバス停だったという。まさかのトラップで、「ABC駅」バス停を14:00に発車したバスが「ABC」バス停に14:02に到着するという...悲鳴をあげそうな間違いを犯してしまった母こ頭には「遅刻したら野球の練習には行かない」という息子の言葉がくるくる回り、真っ直ぐタクシー乗り場を目指したのだった。
しかし、タクシー乗り場は長い行列...。これでは練習時間開始時刻である15:00には間に合わない!と、他のタクシー乗り場に移動した。そのジャッジは正しく、直ぐにタクシーが来て(しかも前から乗ってみたかったオリンピック仕様の黒いタクシー)、14:20には家に到着した。
「これで練習に間に合うね!」息子に笑顔でそう言ったところ、思わぬ回答が...
「車に酔った。気持ち悪い...」
(続く)